前回の続き。。

2001年4月末

タイ駐在がスタートして3ヶ月が過ぎた。

しっかり働き、しっかり遊ぶ。

なんとも充実したタイ生活を送っている。


が、しかし。。


覚えておられる読者様も居ると思うが
この ’’3ヶ月が過ぎた’’ と言うことは
あるビッグイベントが発生するタイミング。。


俺は ’’この日’’ が来ることを阻止したかったが
どう足掻こうが時間の流れには逆らえない。


そう。。絶対に忘れてはいけないこと。


俺の駐在条件は ’’家族帯同’’ なのだ。


そしてその家族移住のタイミングは
俺の駐在スタートから3ヶ月後の約束。

いや、約束と言うかこの3ヶ月後ってのも
俺の都合に合わせただけで半分ウソ。



ってか3ヶ月後なのに実際はギリ3ヶ月と言うだけで
満4ヶ月(現在110日)が来ようとしてる。

仕事はキツくても「I先輩」や「M先輩」との関係は
昔から仲の良い友達だったかのような関係で良好。

更にはタイ人の恋人「ゴップ」との楽しい日々や
体験したことの無い新発見が多々あり刺激的。

「ジェーン」とは最後変な感じになっちゃったけど
それにだって大きな意味があったと言うか
俺にとっては充実生活の一部だったと思える。


今の状態で家族が来タイすればどうなるであろう?


もちろん全てが終わりだ(涙)


あぁ。。一体どうすれば。。


もうこれしかないっ!!


プルルルル・・・プルル・・・(国際電話)


K美 「もしもーし」

俺 「あのサ。。会社から言われちゃったよ。。」
 
  「仕事も忙しいし生活環境が整っていないから
   もうあと3ヶ月だけ家族のタイ入り延期
   検討してくれって頼まれたんだけど。。」
 
  「一体どうするのがベストだと思う??(汗)」


家族移住遅延大作戦 ’’第2弾’’ の発動


バンコクの夜とゴップの魅力に憑りつかれ
悪魔に魂を売ってしまっていた俺は
K美に全力のウソをついた。

。。。

俺はゴップと遊べなくなることはもちろん
カラオケクラブ、バービア、ゴーゴーバー、MP、
その他まだ開発できていない夜遊びジャンル達。。

街を歩き景色を見るだけでもワクワクが収まらない。

普通に屋台でゴハンを食べてるだけでも気分は高揚。

週末にゴップや先輩方と遊んでる時なんかは
テンション爆上げで仕事のストレスを解消している。

いや、ハッキリ言おう。。

仕事のストレスでさえ楽しめている状況だ。


そのタイ生活の魅力を ’’手放したくないこと’’ と
’’今後は自由に行けなくなること’’ を全力で拒んだ。

実際、仕事が忙しかったのは事実。

工場立ち上げの難しさ、重労働、トラブル続き
慣れない事務処理や知らない土地での顧客周り。。

どちみち今は家族が来タイしても俺ひとりだけ
「家の用事があるので定時で退社します」なんて
言えない状況なのは本当の本当のことだ。

そしてもうひとつ。。

俺はこの延長する3ヶ月で徹底的に遊びつくして
愛しいゴップとの関係も綺麗に清算して別れることと
家族の受け入れ準備期間に当てたいとも考えた。

結果、K美の答えは。。


「ん~、じゃあ仕方ないね。。」


残念がってはいたものの意外とあっさり
会社の提案(俺の嘘)を了承した。


俺達夫婦の仲が永遠に続かないことを暗示しているかのように


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