前回の続き。。

ジェーン「じゃあね。俺サン。。


バタンッ・・


「ジェーン」は出て行ってしまった。。

ジェーンの部屋にひとり取り残された俺。

今置かれた状況が突然のこと過ぎて
脳の処理が追い付いてこない。


(え?どういうことだ??)

(荷物の量的に数日帰って来ないよね?)

(いやいや、そういう問題じゃないぞっ?)


残念だが今日ここで会った瞬間からも感じ取れていた。

それはジェーンが以前より ’’冷めている’’ ということ。


これはマズい。。


俺はあらためてジェーンのことを色々考えてみた。

一体なぜこんな状況になっているのか?


① プライベートなことだから俺に言う必要は無い

② 最近忙しく、連絡も取らなかったから怒っている

③ 仕事よりもワタシを優先してくれる人が好き

④ お店に頻繁に会いに来てくれるお客さんが大事

⑤ SE〇してもお金が貰えない人はメリットが無い

⑥ 田舎への送金が滞ると親姉妹に迷惑が掛かる

⑦ まとまったお金の貰えるお客さんと旅行に行く


想像だけど。。どれも正解であろう。。


そう。。

ジェーンは好きでカラオケ嬢をしているのではなく
あくまでも故郷のウボンラチャタニー県に居る
田舎の家族の生活を金銭面でフォローするために
日々頑張って働いているのだ。


俺はそんなことを考えずジェーンのことを

’’普通の日本人の恋人と変わらない扱い’’

と、してしまっていたことは間違いない。


デートの時に全額出す、たまにプレゼントをあげる。

こんなのはジェントルマンなら当然としても
『カラオケクラブ恋人』で彼女のお客さんが居らず
俺がたまにヘルプ客として飲みに行くだけで
凄い協力をしている気になっていたのかもしれない。

そしてHをしても金銭が発生しない。

ジェーンは俺に「お金」と言ったことはなかったが
俺から無理やり渡す、カバンにねじ込む、くらいの
紳士な対応ができていなかったのだ。


これは大きな反省点


在タイ1年生(2ヶ月)の無知さ加減よ。


ジェーンは何故この日「俺に会いたい」と
突然部屋に呼んだのかは今も分からない。

ジェーンは何故「今日はもう帰って」と言わず
俺を部屋に残していったのかも分からない。

最後のお別れを伝えるために呼んだけど
どうしてもお別れを言えなかったから?

それも分からないままだ。。


2001年2月末


これが俺とジェーンの最後に会った日の話となる

「第2章 -完-」

ここまで読んでくださった読者の皆様
誠にありがとうございます

第1章ではタイに来るきっかけになったこと
第2章では主にジェーンのことを思い出しながら
紹介させて頂きました。

第3章では主にタイでの仕事の内容にしようかと
少し書いてみたのですが少々マニアックになり
もう少し後に紹介したいと考えます。

今後ともお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

2022年7月28日 俺



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