前回の続き。。

カラオケ嬢「ジェーン」のアパートに初めて来た俺。

今日はここに来るまでにも貴重な経験ばかりで
大満足の休日となっている。


予告なしに初めて会ったコを含めてのボウリング。

カッコいいバーでカラオケ。しかもサプライズ付き。

知らなかったイサーン料理+αを最高の環境で頂く。

バイタク3ケツで渋滞の中を疾走。

そして自分の住む部屋にまで招待してくれた。


ジェーンの部屋を見て色々戸惑うことも多かったが
一切顔には出さず、悪いポイントを口にも出さず
せっかくの好意を無駄にしないよう振る舞った。

俺にとってはビッグイベントなのだがジェーンは
普通と言わんばかりの表情でいつもと変わらないが
タイ人にとってはこんなの当たり前なのだろうか?
※ジェーン。。以下、ジェ


ジェ「狭いけど掃除は毎日してるわよ  555」

俺 「タイ人の部屋って初めて入ったから感心だよ」
  「しかもいかにも女のコって感じで良いね」


さっきの屋台で食べきれなかった料理を包んでもらい
持って帰って来ており、それを床に広げて食べだした。

女子3人は「今日は楽しかったねー 」と上機嫌。

俺もその輪に混ぜて貰い雑談をしていた時だ。

ジェーンが「あっ」と何かを思い出したかのように
起ち上がり冷蔵庫の中をゴソゴソあさり出した。

そして手のひらサイズの蓋付きガラス瓶を取り出し
俺に向かって「はい、デザート 」と言いながら
蓋を開けてこちらに差し出してきた。


俺(なんだ??)


「!!!!???」


中身を見て俺は本当に腰が抜けそうになった。



瓶の中身が、なんと ’’タガメ’’ だったからだ!


小さな瓶のなかに折り重なって入っている昆虫。。

虫の超苦手な俺はタガメを見るだけでも嫌なのに
ジェーンは満面の笑顔で「これを食え」と。。

しかもナンプラーで漬けてあるから、臭っさw

俺は逃げるように「マイアーオ!」と付き返すと
ジェーンは瓶からタガメを1匹指でつまんで取り出し
「アロイ♡」と言いながらパクッと咥えた。

可愛い女のコの口から半分飛び出している昆虫。。

見ようによってはゴ〇ブリだ(苦笑)

それを見た俺は自然と口から感想が出た。。


「いや、絶対アロく無い。。」


。。。


ここはタイランド。

もちろん異国だ。

しかもそのタイ人の生活している所へ俺は来ている。

’’郷に入れば郷に従え’’ 精神を基本としているが
どうしても出来ないことも多々ある。

まさに異文化。。

カルチャーショーーック!

きっとこれからも沢山経験し、学んでいくのだろう。。


ジェーンのこの行動が自然なものか俺を驚かすためだったか今はわからない


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