前回の続き。。

「ジェーン」からアパートに来ない?と提案された。

知らない場所に行くだけでもワクワクするのに
それが愛しいジェーンの住む部屋だと??

そんなの断るわけが無いっ!

仮に今が午前2時で明日仕事でも行く!

俺はジェーンがどんな所に住んでいるか知りたかった。

いや、もっと深く極端に言えばタイ人の女のコが
どんな部屋に住んでいるのか興味津々だった。


『BTSトンロー駅』から『BTSエカマイ駅』まで戻り
タクシーを捕まえようとエカマイ通りまで歩いたが
もの凄い渋滞でクルマは全く動いていなかった。


しかし流石はタイ人、機転が利く。。


「ヨシ  アパートまでモタァサイで行くよー 


このモタァサイってのがモーターサイクルであり
ここで言う ’’バイクタクシー’’ のことだ。

日本人の間では ’’バイタク’’ と呼ばれることが多い。

各ソイに必ず常駐しており、低料金で運んでくれ
しかも渋滞知らずの住民の強い味方だ。

そう決めるとジェーンはバイクタクシー乗り場で
順番待ちをしている運ちゃんと交渉を始めた。

すぐに交渉成立した様だ。

ジェーンが「じゃ、別れて乗るね 」ってことで
バイクを各自1台の計4台を手配するかと思いきや。。

なんと1台に2人ずつ乗っていくとのこと。

いわゆる ’’3ケツ’’ ってヤツだ

俺の乗った方はバイタクの運ちゃんと俺で
ジェーンをサンドイッチ状態にして出発。

妹達もこんなの当たり前と言わんばかりの顔で3ケツ。


少し余談になるが女性客は ’’横ノリ’’ をすることも。

見ていて危なっかしいのだがパッツンのスカートでは
足が広がらないので仕方がないのだろう。

そして皆さんはタイ人女性のふくらはぎ部分に
火傷の後を見かけることが多くないだろうか?

もちろんそれは横ノリした時に足がバイクの
マフラーに触れてしまって跡になっているのだ(涙)

綺麗なおみ足なのに勿体ない。。

きっと小さい時に田舎で友達とバイクを乗り回し
その時にジュッっとやってしまったのだろう。
※田舎では小5くらいでも乗っちゃってます(苦笑)

このブログの読者様に女性は少ないと思うが
バイタクを利用する時は是非気を付けて頂きたい。


もとい。。


バイクは勢いよく動き出した。

この状態で約2キロの大渋滞の中をすり抜けて行く。

ジェーンを足で挟んでいるからヒザが閉じ切らず
すり抜けするときはヒザがクルマをかすめる勢い。

何度も言うが俺は日本ではありえない
こんな感じの ’’ザ・タイランド’’ の瞬間が大好き。

好きで好きでたまらないのだっ

バイタクの運ちゃんは本当に3人乗ってるのか?
と思うほどのスピードでグイグイ進む。

こんな感じで少し危なっかしい面もあるため駐在員は
会社から ’’バイタク使用禁止’’ と言われている場合も。


俺   「だいぶ走るの??」

ジェーン「直ぐよ 


排気ガスと渋滞の中を3ケツで走り抜ける。


そしてエカマイ通りのほぼニューペッブリー通り側の
活気溢れる市場の前で降車。

市場の横の小さなソイを奥に数分歩いたところで
市営団地のような建物が見えてきた。

そこがジェーンの住んでいるアパートらしい。


ほえ~。。ここがジェーンのアパートかぁ


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