前回の続き。。

ボウリングとカラオケで盛り上がった俺達4人。

「ジェーン」もこの時間を終わらせたくない!と
思ってくれたのだろうか?こんなことを言い出した。


「今日は楽しいから夜の仕事は休んじゃうね 


さらに。。

「俺サン、良い考えがあるの 
「ワタシの出身地方のご飯を食べに行かない?
 ※ジェーンの出身はタイ東北地方

ハハ。。
俺の出費はまだ終わらないってことね(苦笑)

しかし!

俺はまたまた新しいタイを知れるであろう嬉しさと
プチハーレム状態を継続するためこれを快諾。

なんてったて愛しのジェーンと一緒に居られる。


ジェーン達の案内で『BTSエカマイ駅』から
ひと駅バンコク寄りになる『BTSトンロー駅』へ。

やって来たのはスクンビット soi 38(トンロー駅 真下)

そこは通りの左右に屋台がビッシリと立ち並ぶ
いかにもタイらしいと思えるソイだった。

クルマは通るが、ほとんど歩行者天国状態となり
屋台飯が目当の人々で賑わっている。
(うぉぉ。。これは期待できるっ)

会社のメンバーで屋台飯にチャレンジしたことは
2~3回あるが、俺たちが注文するタイ料理は
今思えば毎回ともに日本人の超定番メニューばかり。


カオマンガイ (蒸し鳥のせゴハン)
カオパット  (焼き飯)
ガパオライス (バジル炒めゴハン)
クィッティアオ(タイラーメン) etc...


これくらいしか分からないし覚えられない。

飲み物も誰に教えられたか毎回シンハー1択。

でもやっぱりジェーン(タイ人)と一緒だと
注文する料理が全く変わってくるのだ。


ソムタム   (青パパイヤサラダ)
ラープ    (ひき肉のハーブあえ)
コームーヤーン(豚の喉肉)
トムセープ  (イサーン地方のスープ)
ガイヤーン  (焼き鳥)etc...


またこれがどの料理もホントに美味い!


中でも一番インパクトのあった料理は
雷魚と思われる魚を丸々1匹使った
プラーチョン・ペッサ (雷魚の姿煮)

魚の形をした浅い鉄の器を下から火で温めながら登場。

雷魚がドーンと半身浴している状態で
野菜と甘辛酸っぱいスープで煮られており
ちょいグロな感じでこちらを睨んでいる様に見える。

俺は「雷魚なんか臭くて食えないよ」とは思ったが
こういう時は何でも経験することが優先。

コイツだけは味がどうこうよりも雰囲気で首席合格。

ジェーンも「どうだ」と言わんばかりの自慢げな顔。


タイは基本的な食べ方として皿に盛られた料理を
皆で囲んでシェアしながら食べるのが一般的。

それに対し俺が「辛い」とか「酸っぱい」と言うたび
テーブルは大爆笑で大盛り上がり。

日本人が慌てふためいているのが滑稽なのだろう。

それにしてもタイ人はよくゴハンを食べる。

思えば会社のタイスタッフも1日に何度も食堂に行く。
※決して全員ではない

朝7時、10時、12時、15時、18時。。

少しの量を回数を重ねて食べているようだ。

それはジェーン達も同じだった。

「さっきも食べたのにコイツらどんだけ食うの?」
と感心しながらも、心の中では
「この料理を会社の同僚にも教えなければ!」
という使命感で料理名のメモを忘れず取る。

この頃から俺は抜け駆けして遊んでいるのではなく
会社の日本人や3ヶ月後に合流する家族が
早くタイに馴染めるようにする先行調査約。。
そう、これは大事な使命なんだ!と言い聞かせ
どんどんタイ(ジェーン)にハマって行くのである。


そして。。

満足している俺が更に喜ぶイベントが発生。

俺達がご飯を食べている真横に ’’象’’ が来た。

しかも小象じゃなくて特大サイズ。

もちろん人間(象使い)に連れられてのことだが
普通の街中に象が歩いてやって来るって
こんなアメージングなことがあって良いのだろうか?

するとジェーンは俺に何を説明するわけでもなく
自分のバッグから100バーツ札を取り出した。

そのお金を象が鼻で上手に掴んで象使いに渡す。

(うわっ、すげぇ。。)

ジェーンは象使いからエサが入った袋を受け取り
それを象に食べさせて深々とワイ(合掌)

俺もやって良いかを確認し、同じことをした。

(新鮮で面白れぇぇぇっ)

これが俺の ’’タンブン’’ 初体験である。

そして象はノッシノッシと次のテーブルへ。。

尻尾には衝突防止のためCDがくくり付けられていた。

(これは貴重!家族にも絶対体験させたいっ。。)
(日本のビデオカメラ持って来れば良かった。。)
(やっぱタイ人と一緒に行動するって最高だな。。)


なんて思っている時だ。。

更なるビッグイベント発生の予感がっ!


ジェーン「そろそろ帰るけど、俺サンも一緒にアパート来ない?♡」


タンブンとはタイ語で善行を行う・徳を積むの意。
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