前回の続き。。

タイ駐在開始後に迎えた初めての週末の夜。

俺は「I先輩」「M先輩」と街の散策として
最初に目指したのはスクンビット通り。

在タイ10年の「Yさん」から教えて貰った
タイ語で小道と大通りがぶつかる場所を
’’パークソイ’’ と呼ぶと聞いていたので
まだ見たことのないパークソイに行こう!と
初めて到達したのだが。。

そのパークソイで見掛けた日本語の看板『恋人』と
その下で客引きをする女のコ達に声を掛けられ
俺達は歩く足をピタッと止めた。


女のコ「ハロォ~♡ アナタ~♡ コンバンワ~♡」


え?看板の文字だけじゃなく喋りも日本語!?


しかも可愛い女のコがいっぱいじゃないか!!


こちらを見て立っている女のコ達の前を通らないと
今、目指しているスクンビット通りには出られない。

この時俺はピンときた。

これがタイに来る前にネットで情報を収集していた
日本の夜遊びで言うと ’’キャ〇クラ’’ にあたる
’’カラオケ(KARAOKE)’’ だ。

しかし。。

カラオケに興味はあるがシステムが分からないため
オドオドと少し離れた所から彼女達を見ながら
ゆっくりゆっくりと歩く。。。


このとき俺達3人の思いは一致していたであろう。


できればお近づきになれないものだろうか?


しかし俺達3人は顔を見合わすだけで会話もせず
なんとも情けないオーラを出しながら牛歩前進。。


そんな煮え切らない俺達を見ていた女のコ達が
シビレを切らして? こちらへ駆け寄ってきた。

と、思った瞬間!!

ガシッ!

なんと、ひとりの女のコが俺の腕をつかみ
キャッキャと笑いながら店側へ引っ張りだしたのだ。


俺「ちょっ、ちょっと!待って 


みたいな感じで後ろへ引っ張り返す俺。。

照れながらも「助けて欲しい」と先輩方を見ると
俺と同じように他の女のコに腕をロックされ
店に引っ張り込まれようとしているではないか。

まさに ’’アリ地獄’’ に落ちる虫の光景。

そんな中でリーダーのI先輩が少し戸惑いながらも
「ボッタくられてでも入店してみようや!」と
事前視察の時にも見せた変な気合と根性を出して
俺達は入店することを決心。

この時点で ’’3人で一緒に飯を食おう’’ 計画は
誰の脳内にも残っていなかったと思う。

完全な計画破綻(苦笑)


女のコ「イッショノム~♡」 グイグイッグイ~~ッ!


M先輩「ち、ちょっ、とりあえず1時間だけ」

I先輩「こ、これも運命やっ!」

俺  「も、もちあわせ大丈夫ですか??」


ちなみにこの日から夜遊びにもチカラが入るのだが
タイに来た当時は恥ずかしがり屋の俺達にとって
この ’’強引に腕をつかまれ仕方無しに入店する’’
と言う流れは本当にありがたかった。


本当は入りたくてたまらないのだ(笑)


もとい。。

ドアには ’’Japanese Only’’ と書かれた張り紙。

ココまで来たらもう引き返せない。

ドキドキしながら店内へ入ると若い女のコの声が
まるで輪唱のように次々と聞こえてきた。


「いらっさいませ~♡」「サワディーカァ~♡」


『雑談』
タイトルにもなってるタイ語「パークソイ」とは
日本語で ’’通りの入り口付近’’ のことを指します。

パーク・・日本語で口(くち)
ソイ・・・日本語で小道 、小路

これらの単語が合体してひとつの単語となる。

これを覚えるだけで3つのタイ語をマスターです。
使用頻度の高いタイ語になるため是非覚えてみて下さい。



あぁっ!緊張するっ!
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