前回の続き。。

バンコク『ラディソン ホテル』 午後10時過ぎ。

「このままで良えんかっ!??」

暗闇の中でこう叫んで俺達を起こした「I先輩」


(びっくりした~ 。。 一体なんなんだ???)


部屋の照明は消したままだが目も慣れてきて
ぼんやりと2人の姿形は確認できる。

I先輩はベッドの上でゆっくりと身体を起こすと
今回の視察に来る前に聞いた話をしてくれた。


I先輩「あのな? 義兄弟に聞いたんやけど。。」


I先輩はポツポツと語るように言った。

話をまとめるこうだ。。

先週、I先輩が親戚の集まりで仲の良い義兄弟に
年始からタイ駐在することを話したところ
その義兄弟が会社の慰安旅行でバンコクに行き
昼夜休むことなく散々遊んだことを聞いてきており
「タイは男にとって天国。ソー〇ランドがお勧めだ」
と言う話に出発数日前から悶々としていたらしい。


I先輩の言わんとすることはズバリ!


今から何とかしてソー〇に行けないか?


と言うことだった。


しかし。。この提案はかなりハードルが高い。

今俺達が居るのは日本の県外じゃなく外国。

しかもさっきホテル周辺の散策で失策している。


明るい時間の散歩すら無理だったのに
初めて来た異国の地で夜遊びをする?



「Yさん」や現地に住む日本人が居れば問題ないけど
俺達田舎のお子ちゃま3人組じゃ到底無理でしょ?

行く方法は?
システムは?
料金は?
営業時間は?
そもそも店舗は何処にあるの??

なーんにも分からない。


ってか俺達タイ語の ’’タ’’ の字も話せないジャン!


しかし怖気ついている空気を切り割いたのが
行動派の「M先輩」だった。


「その話、乗った!」

「I先輩!俺ちゃん!行きましょう!!」
「時間は今晩しかないし冒険しましょうよ!」
「僕が簡単な英語で頑張ってみますから!」


こ、心強いっ!!

でもそう決めると俺達の行動は早かった。


お風呂屋さんが閉まるかもしれないから急ごう!と
灯りを付けると一気に覚醒モード(エ〇モード)に!

俺達3人は何も決めずに服だけ着替え部屋を飛び出し
エレベーターに駆け込んだのは言うまでもない。


バンコク素人軍団の初夜遊びが幕を開ける。。


ここからの出来事が先日M先輩との話で盛り上がり
ブログを始めようと思ったキッカケの話です。
20年経った今も昨日のことの様に思い出せる
本当に良い思い出となります!お楽しみに(*‘∀‘)
もちろんこの時の模様も痛感物語内で
皆さんに紹介できるように更新を頑張ります!!


そして紹介をするまで後600話以上も書くとは(笑)
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