前回の続き。。

バンコク ラマ9世通り『ラディソンホテル』

出張の宿泊ホテルが ’’3人ひと部屋’’ って。。

修学旅行かよ(笑)

しかも部屋にベッド3台を無理やり詰め込んだのか
ベッドとベッドの距離は2~30センチ程度しか
離れていないような狭い狭い狭~~い客室だ。


俺がシャワーから出ると先に終えた「I先輩」が
パンツ一丁でミニ冷蔵庫のシンハーを飲んでいた。

男同士とは言え、ほぼ初対面の人の前でこの行動は
俺には絶対にできない(苦笑)


I先輩「これ、レストランで飲んだのと同じや」

俺  「(何でパンイチやねん。。)」
   「日本みたいに缶タイプもあるんですね~」
   「味が濃いけど美味いですよね」

M先輩「僕もシャワー終わったら1本飲もうかな」

I先輩「無料やから飲まないと損やで」

俺  「いや、タダじゃないでしょ(笑)」

I先輩「はぁ?マジで?」

M先輩「まさか知らずに飲んでました?(笑)」

I先輩「もう要らないからあげるわ」
   「俺ちゃんが払っといて」

俺  「。。。」


この時から結構無骨な性格だなとは思っていたが
タイでの駐在員生活がはじまり、とんでもない行動を
次々としていくのがこの少々ガサツなI先輩である。

そして逆に冷静沈着に物事を判断する「M先輩」

その間に入りクッションの様な役目の俺。


これから3人の親密さがどんどん増していくのを
この痛感物語内で是非紹介させて頂きたい。

。。。

各自ベッドに座り今日の感想なんかを軽く話し合う。

話は今日の事だけではなく、これからの事なんかも

でも「明日も早いから」と言うことで就寝とした。


I先輩「じぁあ、電気消すぞ~」

M先輩「明日もよろしくお願いします」

俺  「おやすみなさい」


。。。


誰も声を発さなくなった。


真っ暗な部屋の中、各自色々な事を考えていただろう。

なんにせよ全員今日が初体験のタイ・バンコクだ。

空気感から始まり
街の発展具合
クルマやバイクの多さと渋滞
タイ料理の味
全く意味の分からないタイ語
これから始まる新生活のこと

。。。

そして10分くらい過ぎた頃だろうか。。

M先輩のイビキが「グ~~ッ」と聞こえた直後に
暗闇の中で突然 ’’叫び声’’ がした。


「このままで良えんかっ?!」


声の主はI先輩だった。

意味が分からないうえ、あまりの大声に
俺は真っ暗闇の中で吹いたw

もちろん目を覚ましたM先輩も大笑い。


M先輩「一体どうしたんですか?I先輩(笑)」

俺  「すいません(笑)」
   「つい笑っちゃいました(笑)」

I先輩「Mちゃん、俺ちゃん、もう眠い?」

M先輩「いえ。。?」

俺  「?(なんだろ???)」

I先輩「ちょっと聞いて欲しいことがあるんやけど」


I先輩は俺達に相談があるようだ


このタイミングで何の相談だろう?
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